木造軸組み工法について少し
木造軸組み工法は在来工法と呼ばれる
日本で一番多く採用されている工法です。
ただ木造軸組み工法といっても
いろいろ違いがあるのはご存じでしょうか。
すこし紹介します。
・樹種がいろいろ(柱や梁、土台など)
昔から人気のヒノキ、杉、最近多いのは
ホワイトウッドレッドウッド、ひば、米松
などなど。
(当然値段が違いますよねー。)
・材種がいろいろ(柱や梁、土台など)
心材のある無垢材。(地場の工務店さん
くらいしか使ってないかもです。)
最近主流は集成材(EW)です。(小さく木材を
切り分けて、接着材でくっつけた人工の木材)
強度が強い。
・柱の太さがいろいろ
柱の太さは105角、120角などがほとんどで
伝統構法になります大黒柱でもっと太くなります。
・金物がいろいろ(柱、梁などを緊結する金物)
昔ながらの柱、梁に切り欠き加工(ホゾ、カマ、
アリ等)をした在来工法。
最近主流は金物工法です。SE構法などなど
(構造躯体への切り欠きが少なくてすむ
大きなメリットあり)
・通し柱の有り、無し。
地震の被害から、通し柱がなくなってきてるのが
主流
・省令準耐火構造の有り、無し。
真壁、大壁の違いや、火災保険料なども
変わってきます。ご存じですか!
大きく分けて、樹種、材種、太さ、金物等に
違いあります。
また壁に筋交い、筋交い+合板など耐力壁など
も使い方(施工方法)も異なります。
この違いで、それぞれ組み合わせをして
いきますので、多様な軸組み構法が存在
するのです。
結果的にローコスト住宅、建売、ハウスメーカー
地場工務店まで幅広--い坪単価が
存在する事になります。
また地震などに対しての実績は、未知数な
組み合わせが多いともいえます!
このあたりをちゃんと説明してくれる住宅会社
が良心的な住宅会社といえます。では。
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